作り方
- バナナの葉を使う場合、各四角を直火に一瞬かざして艶やかでしなやかにする。四隅を爪楊枝で留めて小さな箱状の器を作る。8〜10個必要。
- 大きなボウルに叩いた魚とカレーペーストを入れ、ココナッツミルクを少しずつ垂らしながら片手で5分こね続ける。ザラザラした状態から絹のようになめらかで乳化した状態に変わる — この「カレー茶碗蒸し」のこね方こそホーモックの核心。
- 卵、米粉、ナンプラー、パームシュガー、コブミカンの葉の半量を混ぜ込む。生地はゆるいパンケーキ生地のようで、艶やかでわずかに弾力があるはず。
- 各容器の底に茹でた白菜とバジルの葉数枚を敷く。カレー生地を縁から5mm下まで注ぐ。膨らむので入れすぎないこと。
- 蒸し器に並べて強火で20分蒸す。表面が少し膨らみ、爪楊枝を刺して何もつかなければ完成。蓋を持ち上げる時は水滴が落ちないよう斜めに開く。
- 各容器の上に濃いココナッツクリームを小さじ1ずつ垂らし、残りのコブミカンの千切りと唐辛子の薄切りを散らす。さらに2分蒸してトッピングを固める。ジャスミン米と一緒に温かいうちに出す。
文化的背景
ホーモックは技術料理 — 魚とココナッツミルクを安定した乳化状態にこね上げる工程は、本格的な中部タイ料理人の証だ。うまくできれば茶碗蒸しのように切れる仕上がりになり、失敗すると水が出て分離する。寺の徳積み行事や、バンコクとアユタヤの家族の日曜の昼食に結びついた料理。バナナの葉は単なる包装ではなく、蒸気を通してカレーに独特の香りを染み込ませる役割を果たす。
