作り方
- 鶏もも肉に塩を振り、油大さじ1で皮側から厚手の鍋の中強火で焼く — 各面4分ほど。取り出して脇に置く。
- 同じ鍋に残りの油、みじん切り玉ねぎ、塩ひとつまみを加える。中火で10分炒め、柔らかく淡い金色になるまで。これが香味の土台。
- 生姜とにんにくを加えて1分炒める。カレー粉、ガラムマサラ、トマトペーストを加えて2分、ペーストを鍋に押し付けながら炒める。生臭さから煎り香に変わる。
- 鶏ガラスープとパッサータを注ぐ。鶏肉、醤油、蜂蜜を戻す。蓋をして30分煮込む — 鶏が柔らかくなりかける程度に。
- 野菜は別途焼く。じゃがいも、人参、ブロッコリー、赤パプリカに油と塩をまぶし、220℃で20〜25分、焼き色がついて柔らかくなるまで焼く。これが北海道流 — 野菜はカレーの中で煮ず、別添えで出す。
- スープを細かいザルで漉して別の鍋に移す(磨き上げた仕上げにする場合)。または素朴なまま。味を見て醤油と蜂蜜で調整する。盛り付け方 — 深い椀に鶏もも肉を置き、熱いスープを周りに注ぎ、焼き野菜を上に並べる。サフラン色のご飯を別の小椀で添える。スープを匙で取り、ご飯と交互に食べる。
文化的背景
スープカレーは1970年代に札幌の喫茶店「マジックスパイス」が、夏に胃にもたれないカレーを作ろうとして考案した。東京式のドミグラスベースのカレーソースから根本的に分岐した — 薄く香り高く、野菜は煮ずに焼き、ご飯の下ではなく別添えで食べる。今や札幌ラーメンと並ぶ北海道の代表料理 — 札幌のどの地区にも少なくとも1軒のスープカレー店があり、しばしば狭いカウンター8席の店を一人の店主が回している。